ChatGPTに青色申告用の複式帳簿を作ってみる⑤
青色申告に必要なシートの作成
今回は、青色申告の65万円控除に対応するために、作成すべきシートを整理し、試算表と総勘定元帳を作成しました。
1. 残り作成すべきシート
シート名 | 説明 |
---|---|
試算表 | 各勘定科目の残高を集計 |
損益計算書 | 売上や経費を集計し、利益を計算 |
貸借対照表 | 資産・負債・資本の状況を整理 |
現金出納帳 | 現金の入出金を記録 |
預金出納帳 | 銀行口座の入出金を記録 |
売掛帳・買掛帳 | 未回収・未払いの管理 |
固定資産台帳 | 減価償却資産の管理 |
2. 試算表の作成
試算表では、仕訳帳のデータを元に勘定科目ごとの借方・貸方の合計を求めます。
C列(借方合計): =SUMIFS(仕訳帳!D:D, 仕訳帳!C:C, A2&"・"&B2) D列(貸方合計): =SUMIFS(仕訳帳!E:E, 仕訳帳!C:C, A2&"・"&B2)
この関数を適用することで、仕訳帳のデータが自動で集計されます。
3. 総勘定元帳の作成(関数で自動更新)
仕訳帳のデータから、特定の勘定科目に属する取引を抽出し、総勘定元帳に表示します。
=IF(A1="", "", IFERROR(FILTER(仕訳帳!A:F, ISNUMBER(SEARCH(A1, 仕訳帳!C:C))), ""))
A1に「資産」「負債」などのグループを入力すると、それに対応する仕訳データが表示されるようになっています。
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次回の予定
今回は、試算表と総勘定元帳を作成しました。次回は、損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を作成し、財務状況を整理していきます。