ChatGPTに青色申告用の複式帳簿を作ってみる②
勘定科目の決定
あなた: 摘要と勘定科目のリストを作りたいけど、そもそも何が違うの?
ChatGPT: 摘要は取引の内容を具体的に説明するもの、勘定科目は会計上の分類です。例えば、
取引内容 | 摘要 | 勘定科目 |
---|---|---|
商品を販売した | A社へ商品販売 | 売上 |
事務用品を購入 | コピー用紙購入 | 消耗品費 |
勘定科目の分類
勘定科目は以下の5つのグループに分類できます。
グループ | 主な勘定科目 |
---|---|
資産 | 現金、預金、売掛金 |
負債 | 買掛金、借入金 |
資本 | 資本金、利益剰余金 |
収益 | 売上、受取利息 |
費用 | 仕入、消耗品費、通信費 |
勘定科目と摘要リストの作成
エクセルで摘要と勘定科目のリストを作成しました。
- 摘要リスト: よく使う摘要を一覧化
- 勘定科目リスト: 取引を正しく分類
マクロの作成
摘要と勘定科目のリストを後から追加できるよう、以下のマクロを作成しました。
① 摘要の追加
Sub 摘要の追加() Dim ws As Worksheet Dim lastRow As Long Set ws = ActiveSheet lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "C").End(xlUp).Row + 1 If ws.Range("C2").Value <> "" Then ws.Cells(lastRow, 3).Value = ws.Range("C2").Value ws.Range("C2").ClearContents Else MsgBox "C2が空白です。" End If End Sub
② 勘定科目の追加
Sub 勘定項目の追加() Dim ws As Worksheet Dim lastRow As Long Set ws = ActiveSheet lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "F").End(xlUp).Row + 1 If ws.Range("F2").Value <> "" And ws.Range("G2").Value <> "" And ws.Range("I2").Value <> "" Then ws.Cells(lastRow, 6).Value = ws.Range("F2").Value ws.Cells(lastRow, 7).Value = ws.Range("G2").Value ws.Cells(lastRow, 9).Value = ws.Range("I2").Value ws.Cells(lastRow, 8).Formula = "=CONCAT(F" & lastRow & ",\"・\",G" & lastRow & ")" ws.Range("F2, G2, I2").ClearContents Else MsgBox "F2, G2, I2 のいずれかが空白です。" End If End Sub

次回の予定
次回は、仕訳帳と総勘定元帳を連携させ、自動でデータを転記する方法を考えます!
おすすめの複式帳簿ツール・サービス
複式帳簿をもっと簡単に管理するためのツールやサービスをチェックしてみてください!